exhibit LIVEにて。

世の中には変なことを思い付く人がやっぱりいて、今回作品を拝見した加藤千晶さんも相当でした。

作品は3点、どれも映像。
明かりを消された会場に入ると、奥の壁に御夫人が「ある晴れた日に」か何かを森の中でドレス着て歌ってる映像。
正面にオヤジの顔。
入り口のヨコの壁には女の子の顔。

この「顔」が凄まじく変。
プロジェクターで映されているのだが、画面が人の顔の型の立体なので、まるで壁から顔が突き出ているのである。
女の子のほうはまばたきと時たま細かく口を「ミミミミ・・・」という発音で動かす程度だが、オヤジはなぜか「ノゥ。」と言い続けているのである。

加藤さんに伺ったところによると、女の子は本人、オヤジはお父様、御夫人はお母様とのこと。
あんたんところの家族はいったいどうなっとるんだ、と。

このインスタレーション(動きのある作品、という意味のような気がする)は、実際に観ないとそのくだらなさがわからない。

ああ、オヤジの「ノゥ。」が頭から離れない。

注:すべての文章の末尾の「(笑)」を省略してます。

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