つい最近買ったばかりのCDですが、これが僕の今年の新譜でNo.1。

好みがはっきりと分かれる種類の音楽であることはもちろん承知の上で・・・

すべての曲が、すべての瞬間が、緻密に、丁寧に作り込まれているのがとにかく嬉しい。
様々なバリエーションの重くて硬質なグルーブ、その上に尺八や三味線、ピアノ、さらには坂田明御大の唸りが乗り、さらにさまざまなサウンドエフェクトが飛び交って、これ以上ないくらいにアブストラクトな空気感。

次の瞬間を期待してしまうような音楽。
繰り返し聴くたびに、ワクワクしてしまう。
こういうスリリングな感触、ジャズというよりむしろ近現代のクラシックに近い気がする。

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・・・今年の新譜No.1と書いておいて、今年聴いた新譜が10枚もないことに気付く...。

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