12/4のギャラリー巡り(1)
2004年12月4日 アート天気予報では午後から下り坂で夜に雨となっていたので、銀座・京橋まで行かず、比較的近いところを回ってみようと。
・村岡三郎 新作展「ドローイング 負(-)の領域」
ケンジタキギャラリーにて。
http://www2.odn.ne.jp/kenjitaki/pages/intro1_j.html
初台にあるギャラリー、初めての場所。
ボンベを使った作品などがあって、この手の展示は苦手だな、と思いつつ、なぜかものすごい説得力を作品から感じてしまう。
作品のタイトルから察するに、「熱」がけっこう重要な気がするが、それよりも「重量感」があると思う。
過去の展示を拝見すると広いスペースで行われたこともあるようで、そんなスペースにたくさんの作品が「ドーン!」と展示されてたら相当すごい空間だろうな、と。
・5人展「for...」
新宿アートギャラリーアンファンにて。
実は先週の日曜日にちょっと寄ってみたがオープニングパーティー真っ最中でゆっくり観る雰囲気じゃなく、日を改めて本日に。
で、先週ちょっとだけ観た時に印象に残ったのが、新井深雪さんの作品。画面に絵の具で凹凸をつけて奥行き感を出しているのが良かったです。
他、真っ当な抽象画とユーモアを忍ばせたコラージュ作品の山口圭介さん、内田孝行さんの音が聴こえてきそうな立体作品の内田孝行さん、あったかい風景や静物画の萩原亜也子さん、ガラス作品の木暮大さん。
山口さんがいろいろとお話ししてくださって、同じ専門学校を卒業されたこのメンバーで年1回定期的に展示を行っているそうで。
違う形態の作品がこういう括りでいっしょに展示されるというのは、いいな、と思いました。
・井村一巴<セルフポートレイト>展
ときの忘れものにて。
http://www.tokinowasuremono.com/tenrankai.html
・・・やられた。
写真の展示でこれほど見入ってしまうとは。
それぞれの作品は、言ってしまえば何の変哲もないただ写真のはずなのに。
なのに、それぞれの写真が絶妙で、道路、花、犬や猫や鳩などの動物、部屋の中、フルートやコーヒーカップ、心から「よくぞその瞬間をとらえてくれた!」と感嘆の声をあげたくなってしまう。
改めて、空がいつだって美しいことも分からせてくれる。
本人が被写体となった作品ももちろん数点、畏敬の念すら感じてしまう。
本当に良かったです。
・・・作品が素晴らしかったことはもちろんですが、この「ときの忘れもの」という画廊の雰囲気もすごく良いんです。
青山のちょっと分かりにくいところにひっそりとあって、教えたいけど教えたくないような、そんなスペースです。
・村岡三郎 新作展「ドローイング 負(-)の領域」
ケンジタキギャラリーにて。
http://www2.odn.ne.jp/kenjitaki/pages/intro1_j.html
初台にあるギャラリー、初めての場所。
ボンベを使った作品などがあって、この手の展示は苦手だな、と思いつつ、なぜかものすごい説得力を作品から感じてしまう。
作品のタイトルから察するに、「熱」がけっこう重要な気がするが、それよりも「重量感」があると思う。
過去の展示を拝見すると広いスペースで行われたこともあるようで、そんなスペースにたくさんの作品が「ドーン!」と展示されてたら相当すごい空間だろうな、と。
・5人展「for...」
新宿アートギャラリーアンファンにて。
実は先週の日曜日にちょっと寄ってみたがオープニングパーティー真っ最中でゆっくり観る雰囲気じゃなく、日を改めて本日に。
で、先週ちょっとだけ観た時に印象に残ったのが、新井深雪さんの作品。画面に絵の具で凹凸をつけて奥行き感を出しているのが良かったです。
他、真っ当な抽象画とユーモアを忍ばせたコラージュ作品の山口圭介さん、内田孝行さんの音が聴こえてきそうな立体作品の内田孝行さん、あったかい風景や静物画の萩原亜也子さん、ガラス作品の木暮大さん。
山口さんがいろいろとお話ししてくださって、同じ専門学校を卒業されたこのメンバーで年1回定期的に展示を行っているそうで。
違う形態の作品がこういう括りでいっしょに展示されるというのは、いいな、と思いました。
・井村一巴<セルフポートレイト>展
ときの忘れものにて。
http://www.tokinowasuremono.com/tenrankai.html
・・・やられた。
写真の展示でこれほど見入ってしまうとは。
それぞれの作品は、言ってしまえば何の変哲もないただ写真のはずなのに。
なのに、それぞれの写真が絶妙で、道路、花、犬や猫や鳩などの動物、部屋の中、フルートやコーヒーカップ、心から「よくぞその瞬間をとらえてくれた!」と感嘆の声をあげたくなってしまう。
改めて、空がいつだって美しいことも分からせてくれる。
本人が被写体となった作品ももちろん数点、畏敬の念すら感じてしまう。
本当に良かったです。
・・・作品が素晴らしかったことはもちろんですが、この「ときの忘れもの」という画廊の雰囲気もすごく良いんです。
青山のちょっと分かりにくいところにひっそりとあって、教えたいけど教えたくないような、そんなスペースです。
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