フィレンツェ展が消化不良で物足りなさを補うべく、上野発銀座行きでギャラリー巡り。

・岡本ゆう 岡村朝子 作陶展
美篶堂にて。
http://www2.ttcn.ne.jp/~misuzudo/gallery.html
行けば何かやってるだろうとふらりと立ち寄ってみたら、陶芸作品の展示でした。
なんだかほっとするような色や風味のコップ、小皿など。
お手ごろな価格で販売もされていて、買うつもりではなかったために持ち合わせがなく買えずに残念でしたが、こういうところで買ったお皿は大切に使うだろうな、と。盛り付けも楽しいだろうな、と。

・(いちおう常設展示)
第一生命ビルのロビーにて。
ここのギャラリーは土日祝日が休みで、すごく面白そうなのに見に行けないというところなんですが、ダメもとでビルの裏口へ。
警備会社の人に「ギャラリー、休みっすよねー」なんてことをまくらに話してみたら、絵はロビーにも展示してるからそれは観ていってもOK、とのこと。
大岩オスカールや津上みゆきの大きな作品が数点展示されていて、しかも内装はさすが大企業だけあってまるで美術館のようにゴージャス、しかも基本的に休業だから観てるのは僕だけ、というなんとも贅沢なシチュエーション。
ま、たまにヘルメットかぶった作業員の皆さんが脚立抱えて前を通ったりもしましたが(笑)。

・穂坂美代子展
月光荘画室5にて。
(こんな感じの作品:http://www.art-tokyo.net/exhibition/image/050image.jpg
日曜日に営業しているギャラリーは意外と少なくて、日曜日はいつもここを覗いてしまう。
油彩の作品だったんですが、2、3点、きちんと額窓されていない(絵と額の間に隙き間がある)ものがあって残念。
ひとつ、キュビズム時代のピカソのような作品があって、それがよかったです。

・Power Station/Simryn Gill
資生堂ギャラリーにて。
http://www.shiseido.co.jp/gallery/current/html/index.htm
資生堂ビル、1階のお菓子もきれいなんですが(値段もかなり)、この地下にギャラリーが。
あることは知っていたけど、入るのは初めて。
隣り合う壁に、向かい合う作品がそれぞれ対応するように白黒の作家の自宅の写真とその近くの工場の写真が展示されていて、それぞれ構図もうまい具合に角度が合ってたりして、なかなか面白かったです。

〆は昨日も行った「やぶのなか」展へ。やっぱり良い。

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