近藤等則「337」

本多俊之、渡辺香津美ときたら、やはりこちらへ。
http://homepage2.nifty.com/kondomaniacs/337.html

僕が高校1年生のとき、なぜか田舎のホールに近藤等則IMAバンドのライブが行われることになって、ひとりじゃ心細くて（笑）友達誘って行くことにしたわけです。

そんなわけで予習は必要でしょうということになって、レンタルCDでこのアルバムを聴いたんですが、その時の印象は、とにかく怖い。。。
ホラー映画とか全然受け付けないタチの人間なもので、こんなおっかない音楽を聴きに行くのかってガクブル状態だったんですが・・・。

結局、ライブ中盤から客席の前の方に友達と行っちゃって、ノリノリで飛び跳ねていたという（爆）。
しかも、なにせ田舎のホールなものだから、床が板敷きでベコンベコンでして、跳んで着地すると板が凹んでるという。。。

で、その日のライブでとにかくヤバかったのが、このアルバムの2曲目「Flowers」。
シンセの荘厳なイントロの緊張感、それに続く重くグルーブするドラム、刺すような哀愁ただようトランペット。
始まった瞬間、体中の神経が反応したような感覚、今になっても忘れられない。。。

このCDはその後、帰省中にたまたまやってた中古CDセールで見つけて購入、たまに聴いて、甘さがまったく存在しない切れるような二枚目な音に浸るのです。

ちなみにタイトル「337」ですが、曲中に出てくるのはなぜか335拍子。