瑛九 前衛画家の大きな冒険
2004年9月4日 アート松濤美術館にて。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/20040810_eikyu.html#top
ここは公立の美術館で、入場料がなんとたったの300円。
瑛九は、例の近代日本以下略で、名前が変わってて覚えた作家。
絵もなんだかユニークだったので、今回は良い機会だなと(300円だし)。
油彩の大半が、たくさんのドットで構成されていて、それはそれで圧巻。
ただ、僕の好みとはちょっと違ったのかな、と(これが好き、という人がいるのはわかります)。
印象に残ったのが、まず、「花火」と題された作品。
今回展示されていた油彩の作品のほとんどが「青い」のですが、これはその中にあって強烈に「赤い」。
赤のドットが連なる曲線が幾重にも描かれていて、妖婉さとエネルギッシュな感じが混在しているような。
「冬」、小さな油彩の作品。
ドットで構成されている作品のほとんどに「奥行き」が感じられなかったのですが、この作品は、ちょっと距離をおき角度を変えて観ると、冬というよりもまるで「春」のような鮮やかさ。
他に、タイトルを忘れてしまいましたが、ちょっと大きめの赤などの暖色のドットで構成された作品と、やわらかなパステルカラーの上に遠慮がちに青が乗る抽象画がよかったです。
2階に移動すると、今度はエッチングやリトグラフ、水彩の作品。
水彩の作品で「秋」を描いたものがあって、使う色は3つ、それも軽く点を紙に乗せただけなんですが、これがいちょうの落ち葉っぽくてなんとも。
フォトデッサンのシリーズもユニークでした。
<オマケ>
青山の画廊「ときの忘れもの」でも瑛九展をやってたので、こちらも行ってみました。
http://www.tokinowasuremono.com/tenrankai.html
枚数こそ少ないものの、展示されていた油彩は抽象は鮮やかな青の上の赤が印象的で良かったし、風景画はもともと持っている実力みたいなのが垣間見れます。
こちらにもフォトデッサンシリーズがあって、それはこちらの方に展示されている作品のほうがよかったです。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/20040810_eikyu.html#top
ここは公立の美術館で、入場料がなんとたったの300円。
瑛九は、例の近代日本以下略で、名前が変わってて覚えた作家。
絵もなんだかユニークだったので、今回は良い機会だなと(300円だし)。
油彩の大半が、たくさんのドットで構成されていて、それはそれで圧巻。
ただ、僕の好みとはちょっと違ったのかな、と(これが好き、という人がいるのはわかります)。
印象に残ったのが、まず、「花火」と題された作品。
今回展示されていた油彩の作品のほとんどが「青い」のですが、これはその中にあって強烈に「赤い」。
赤のドットが連なる曲線が幾重にも描かれていて、妖婉さとエネルギッシュな感じが混在しているような。
「冬」、小さな油彩の作品。
ドットで構成されている作品のほとんどに「奥行き」が感じられなかったのですが、この作品は、ちょっと距離をおき角度を変えて観ると、冬というよりもまるで「春」のような鮮やかさ。
他に、タイトルを忘れてしまいましたが、ちょっと大きめの赤などの暖色のドットで構成された作品と、やわらかなパステルカラーの上に遠慮がちに青が乗る抽象画がよかったです。
2階に移動すると、今度はエッチングやリトグラフ、水彩の作品。
水彩の作品で「秋」を描いたものがあって、使う色は3つ、それも軽く点を紙に乗せただけなんですが、これがいちょうの落ち葉っぽくてなんとも。
フォトデッサンのシリーズもユニークでした。
<オマケ>
青山の画廊「ときの忘れもの」でも瑛九展をやってたので、こちらも行ってみました。
http://www.tokinowasuremono.com/tenrankai.html
枚数こそ少ないものの、展示されていた油彩は抽象は鮮やかな青の上の赤が印象的で良かったし、風景画はもともと持っている実力みたいなのが垣間見れます。
こちらにもフォトデッサンシリーズがあって、それはこちらの方に展示されている作品のほうがよかったです。
コメント