華氏911

2004年9月1日 映画
新宿ジョイシネマにて。
http://www.kashi911.com/

この映画が日本で公開されるずいぶん前からこの映画の内容についてラジオや雑誌やネット上でいろいろと見聞きしてたおかげか、ストーリー、というか、実際観てみてあらためて驚くことはなかった。

また、実際観て、ネット上で僕が見かけたこの映画の感想が案外フラットな感じがしたのも納得できた。

皮肉をたっぷり込めたコミカルな編集がなされているところもあるけれども、この作品はドキュメンタリーなのである。
事実だからだと思うけど、ドキュメンタリー作品は与えられた情報からいろいろと想像するのが難しいような気がした。
もちろん、この映画を観て、怒り、悲しみ、憤り、諦め、といった感情は湧くのだけれど。

無論、見終わったあとはこの映画のことについていろんなことを考えることになると思う。
米大統領選の行方についてとか。
イラクに駐在している自衛隊は本当に無事なのか、とか。

これからご覧になる方へのアドバイスは、冒頭からしばらく続くブッシュ一族とサウジアラビアとの関連性について触れるところで、とにかくどんどん映像が切り替わっていろんな人のインタビューが怒涛のように続くので、英語が堪能な人はともかく、そうでない方はある程度覚悟して字幕を追うつもりでいたほうがよろしいかと。

観るか観ないか迷ってる人は、観たほうがいいと思う。

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