http://www.deep-blue.jp/

冒頭のイルカの群れが優雅に泳ぐシーンから、どんどんひっきりなしに様々な海の映像が。

意外と残酷なシーン多めでした。
クジラの子どもがシャチの群れに狩られてしまうシーンはかなり切なかったですが、でも、そういうことはすでに知っている事実。

僕にとって、この映画でもっとも衝撃的だったのは、深海のシーン。

光が届かないことをいいことに、無遠慮にグロテスクに進化した生物たちの姿。
人工的に光を当てると(たぶんそうなんだと思う)、信じられないくらいに高級に、その光を反射してみせる不思議な生物。
深海で、エサを誘き寄せるために、あるいは自らの身を守るために鋭い光を放つ生物。

・・・想像をこえる事実に出会った時に受ける強烈な衝撃。
その衝撃は、続く。

カメラはさらに深く沈んでいく。

これまで想像もしなかった深海の底。
何もない、ただただ広がる平原。
その割れ目から吹き出る黒煙。地球の中心に一番近いところから湧いてくる高温の海水。
そして熱が存在するところには、こんなに深い海の底にも、くどいけど信じられないくらいの数・種類の生物がいきていることの衝撃。

もちろん、映画全編に渡って映し出される、これ以上ないほどに美しい「青」を観るだけでも価値のある映画だと思います。
加えて、音楽もよかったです。雄大なオーケストラ。

余談。このヴァージンシネマ六本木ヒルズは初めての場所だったのですが、上映前のアナウンスが秀逸。

コメント

nophoto
Tosha
2014年6月25日1:26

That’s an astute answer to a tricky qusiteon

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