秩父宮ラグビー場にて。

とりあえずバツベイ観られりゃいいや、てな気持ちで行ってきました、こんな暑い季節にラグビー観戦なんて・・・

・・・なんて素敵。

試合は前半が、ペナルティゴールやトライを奪われ15点先取されてから、SO森田のドロップゴール(眼福!)とSH池田のペナルティゴールで6点返して終了。
後半イタリアのディフェンスを完全に破ってトライかと思ったらどうやらボールを地面にタッチした位置がゴールライン手前だったらしい(リプレイ見損ねて充分確認できなかった)という場面もありつつ、なんとか1トライ意地で返すもロスタイムにトライ&ゴールを決められ万事窮す。

試合の印象なんですが、イタリアと日本、なんていうか「質」が違う。
たとえばキックで陣地を稼ぐとして、日本はタッチキックが多く、イタリアはハイパントが多い。
これは、ちょっと意外だった。今まで思っていた常識が覆されたような気持ち。
さらに、体のサイズが違うからパワーで劣っているのは致し方ないとして、パスやキックの精度もイタリアが上だったと思う。
イタリアは真ん中から1人飛ばしてタッチライン寄りのバックスにパスを通すといった大胆な展開もあって、ラグビーの知らない一面を見た気がした。

肝心のバツベイは後半20分過ぎに登場。
でも、後方から走り込んで勢いつけた状態でパスを受けて相手にボール持ったまま突進、という彼の持ち味が活かされず(というか、単純に僕がそれを激しく見たいだけ)、残念。

日本のトライの場面は、ラックの後方から相当なスピードでパスを受けてさらに加速、ゴールラインを越えてからもさらに走ってゴール真下にトライ、爽快感満点でした。

ラグビーって細かいルールも多いし、すごく不器用な球技だと思うけど、だからこそ面白い。
あと5メートルの攻防の愚直さなんて、感動ものです。

<その他雑感>
・イタリア国歌、日本人男性が3人で歌ってたけど、アレは口パクじゃなかったのかなぁ、という極めてどうでもいい疑惑。
ていうかBGMに歌声入ってたらちゃんと歌ってても意味ないと思うのだが。

・ハーフタイムにリポビタンDのコマーシャルを大型スクリーンで放映。
あんたらなんで崖登ったり山道滑り落ちたり車脱輪させたりしてんのよ、っていうのは100歩譲って多めに見てやるとして、一番最後のシーン、二人してリポD一気飲みした直後にリポDを石の上に置くけど、そのリポDの蓋が未開封なのは不自然じゃないですかってんだ!
うわぁぁぁぁぁっっ!

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