20世紀の中国水彩画 −風景と詩情−
2004年6月27日 アート松濤美術館にて。
http://event.searchina.ne.jp/2004/0428/culture_0428_001.shtml
ホントは今日は千葉方面にマティスやらピカソやらを見に行くつもりだったのが、昨日の敗戦を思いのほか引きずっていたため(汗)、なんとなく和めそうな気がしてこちらに。
中国の絵ということで気になっていたこともあり。
そういえば水彩だけの展示会っていうのは記憶にないなぁ、なんて思いながら観てたんですけど。
・・・いや、上手い。
水彩なのにもの相当に精密な絵もけっこうな数で、その精密さには普通にびっくり。
水彩ということもあってなのか、「雨」の情景を描いた作品も多数。このあたりが油彩との大きな違いなのかなぁ、と。
きっとここで取り上げられた画家、きっと真面目な人が多いんだと思う。
・・・上手いんだけど。
見慣れた油彩の力強さからくる説得力と比べてしまうと、やっぱり淡い水彩の作品は観る人を(少なくとも僕を)引き付ける強引さに欠けるかなぁ。
・・・しかし。
地下から2階の展示室へと移動して、鮮やかな黄色の2枚の作品にいきなり目を奪われる。
1枚は完全に抽象画。もう1枚は水辺の絵。
それに続いて、無彩色だけで描かれた家族の抽象画。
最後に、青と黒、ほとんどこの2つの色で、紙の色がかなり残っている、印象派の末裔のような風景画。
このそれぞれの絵、絵そのものからの情報量(色彩、描かれているもの)は少ないのだけれども、それが余計に想像力をかき立ててくれるというか。
特に黄色い水辺の絵は、あろうことかこの絵の風景の中に入った自分を想像して、あぁ、なんかいいなぁ、と。
この4枚の絵に出会えただけでも、行った価値があったです。
**********
その後も青山のギャラリーを物色・・・しようとしたら日曜日休廊のところが多くて。
それでも開いてるところには行ってみたけれど、あんまり無理して詰め込むように観てもしょうがないなぁ、と実感。
ついでに新宿BEAMSの6階にあるB Gallaryというところにも行ってみた。
http://www.beams.co.jp/beams/b_gallery/b_gallery_sheet/oka.html
(申し訳ないけど)激しく「だから何」と。
http://event.searchina.ne.jp/2004/0428/culture_0428_001.shtml
ホントは今日は千葉方面にマティスやらピカソやらを見に行くつもりだったのが、昨日の敗戦を思いのほか引きずっていたため(汗)、なんとなく和めそうな気がしてこちらに。
中国の絵ということで気になっていたこともあり。
そういえば水彩だけの展示会っていうのは記憶にないなぁ、なんて思いながら観てたんですけど。
・・・いや、上手い。
水彩なのにもの相当に精密な絵もけっこうな数で、その精密さには普通にびっくり。
水彩ということもあってなのか、「雨」の情景を描いた作品も多数。このあたりが油彩との大きな違いなのかなぁ、と。
きっとここで取り上げられた画家、きっと真面目な人が多いんだと思う。
・・・上手いんだけど。
見慣れた油彩の力強さからくる説得力と比べてしまうと、やっぱり淡い水彩の作品は観る人を(少なくとも僕を)引き付ける強引さに欠けるかなぁ。
・・・しかし。
地下から2階の展示室へと移動して、鮮やかな黄色の2枚の作品にいきなり目を奪われる。
1枚は完全に抽象画。もう1枚は水辺の絵。
それに続いて、無彩色だけで描かれた家族の抽象画。
最後に、青と黒、ほとんどこの2つの色で、紙の色がかなり残っている、印象派の末裔のような風景画。
このそれぞれの絵、絵そのものからの情報量(色彩、描かれているもの)は少ないのだけれども、それが余計に想像力をかき立ててくれるというか。
特に黄色い水辺の絵は、あろうことかこの絵の風景の中に入った自分を想像して、あぁ、なんかいいなぁ、と。
この4枚の絵に出会えただけでも、行った価値があったです。
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その後も青山のギャラリーを物色・・・しようとしたら日曜日休廊のところが多くて。
それでも開いてるところには行ってみたけれど、あんまり無理して詰め込むように観てもしょうがないなぁ、と実感。
ついでに新宿BEAMSの6階にあるB Gallaryというところにも行ってみた。
http://www.beams.co.jp/beams/b_gallery/b_gallery_sheet/oka.html
(申し訳ないけど)激しく「だから何」と。
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