損保ジャパン東郷青児美術館にて(長ぇよ)。
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html

・・・・・。
泣くかと思った。感動で。

フランス絵画を観る機会が本当に多い。今回のピエール・ボナールもそうだった。
時期的にはルノワールやモネ、印象派と同時期だと思う。

ただ、風景や人物にしても、今まで観た印象派と同じじゃなくて、なんていうか、違う種類のあたたかさを感じた。

あたたかさ。暖かさ。温かさ。

色彩鮮やかな景色も部屋の中の風景も、絵画中の窓から見える雪までに、あたたかさを感じる。
そして描かれている人の表情や仕草にも。

そして、何といっても、それぞれの絵が見せる「奥行き」。
描かれた風景の空気の流れが感じられるような。

会場に入ってすぐの絵にいきなり吸い込まれるように魅入られてしまい、観ていた絵から目を放して隣の絵に目をやるとまた同じようにその絵にくぎ付けに。
人物画や風景画、街の絵に混ざってカートゥーンのようなコミカルなイラストやぜんぜん毛色が違う抽象的なもの、鉛筆によるものなど。

後年の作品は、たぶん視力が落ちてしまっているような印象も持ったが、とにかくよい時間を過ごせて満足です。

そして、この損保ジャパン東郷青児美術館(だから長いって)常設のゴッホの「ひまわり」もきちんと拝んで(やっぱりすごかった)、ポストカードもいつもより多めに買ってしまいました。

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いやいや、昨日の今日なもので、新宿って近い近い(笑)。

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