いや、もう、宮部みゆきの歴史物は面白い!
ストーリーが面白いのは言うまでもないです。
なにより登場人物がみんなユニーク、極端なくらいにそれぞれの個性や特徴が際立っているのと、その時代のいろんな描写、特に「食」の描写がたまらないんですよ。

この「ぼんくら」も、主要登場人物のひとり「お徳」が煮売屋を生業としているということがわかった時点でもう、僕はこの小説にすっかり入り込んでしまいました(笑)。
その頃の生活を体験できないのが本当に残念になるくらいです。

「天狗風」みたいに、「ぼんくら」もまた読み返すだろうなぁ。

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